ダビド・アラバ32歳が迎える正念場の1年…“究極のクラブ”で地位を守れるか
ダビド・アラバが正念場の1年を迎える。スペイン『Relevo』が伝える。 昨年末に左ヒザ前十字じん帯断裂の重傷を負い、以来ピッチから遠ざかるアラバ。オーストリア代表の柱として臨むはずだったユーロ2024を断念せざるを得なくなった。 オーストリアサッカー協会(OFB)が苦肉の策として練り上げたのが、アラバの「スタッフ帯同」。所属するレアル・マドリーも快く許可したことでユーロ2024へ参戦できた格好だ。 さて、そのユーロも終えたことで、アラバはリハビリ中の選手としてマドリーに帰還。 マドリーはリールから次代を担う逸材、レニー・ヨロの獲得に力を入れており、もし実現なら、アラバが戦列復帰する前の加入ということに。アラバの復帰は最速で10月とされる。 長らく名の通るアラバも、気づけば32歳。とはいえ若手にポジションを譲る気などまだまだないとされ、欧州No.1クラブで地位をキープできるかどうか、23-24シーズンは正念場だ。 オーストリアメディアの論調では年内復帰が怪しまれており、10月に復帰できる保証はなし。マドリーがアラバの復帰時期を議論する会議を何度も何度も重ねているとも報じられる。 復帰して万全ならまだまだ世界トップクラス、トップフォームを取り戻せなければ序列低下。“究極のクラブ”レアル・マドリーでの地位を守るべく、アラバは死力を尽くすはずだ。
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