作ったあとは飾って楽しむ!大人も満足できる最新ブロックホビー5選
2. スペースシャトルのミッションをブロックで追体験
子どもの頃、誰もがあこがれたスペースシャトルを再現したのが「レゴ NASA スペースシャトル ディスカバリー号」(実勢価格:2万5980円前後)。1990年4月に打ち上げられたディスカバリー号の外観をブロックで再現しているだけではなく、「STS-31」と呼ばれる飛行ミッションを追体験できるところ。 「STS-31」とは、ハッブル宇宙望遠鏡を地球軌道に投入するミッション。そのため、ディスカバリー号だけでなくハッブル宇宙望遠鏡もレゴブロックで再現できます。ヒンジ式のミラーハウジングや太陽電池アレイパーツなどもリアルな出来栄え! スペースシャトルの積み荷収納部であるペイロードベイには、ハッブル宇宙望遠鏡を入れられ、ロボットアーム(RMS)に接続して展開、なんてことも可能です。 総パーツ数は2354個で、完成すれば高さ約21×長さ約54×幅約34cmとかなりの大きさに! レゴブロックのデザイナーによれば、限られた空間とパーツでスペースシャトルの内部を含めて再現するのは至難の業だったとか。宇宙飛行士だけでなく、デザイナーにも敬意を払ってミッションを完遂しましょう!
3. ドット絵風の表現で、東京駅の駅舎を再現!
カワダが開発したnanoblock(ナノブロック)は、最小パーツが4×4×5mmという、その名の通り小さなブロック。手のひらに乗るサイズの製品がメインなのですが、中には、巨大建造物などを再現するデラックスエディションというシリーズもあるんです。 「東京駅丸の内駅舎 デラックスエディション」(1万1000円)は、国の重要文化財であり、1914年の開業以来、100年以上日本の玄関口としてビジネス街の発展を見届けてきた東京のシンボル、東京駅の丸の内駅舎を再現できるセットです。 完成サイズは48×11×12cmで、総ピース数は3140個。小さすぎて持つのも大変、という人のために、先端がブロックのポッチに合わせて凹ませてある「専用ピンセット」(1100円)も別売されています。 駅舎の前方にある植栽部分には、新開発の繊維素材を吸着させたブロックを使用。細かい工夫で小さいパーツにも命を宿す様は、ミニチュアを愛する日本の国民性ならではかもしれません。 駅舎裏側は内部構造が分かるようになっており、吹き抜けや改札なども表現。駅舎の中を人々が行き交う様子も楽しめます。 従来のブロックにはないドット絵のような雰囲気に、日本が誇る近代建築の代表作。これは飾りたくなります。 ※JR東日本商品化許諾済