先輩が育てた苗木を後輩が植える/ライフデザイン・カバヤが社員研修の一環/西粟倉村で植林【岡山】
森林保全などを目指して岡山市の住宅メーカー「ライフデザイン・カバヤ」が11月21日、岡山県西粟倉村の山で植林活動をしました。先輩社員が育てた苗木を後輩社員が植えるユニークな取り組みです。 社員研修の一環として植林を行ったのは、ライフデザイン・カバヤの入社2年目の社員らおよそ30人です。 参加者は2年前に先輩社員がシカの食害を防ぐため、村内の山で採取し本社や支店で高さ30センチほどまで育ててきたおよそ30本の杉やヒノキを植林。食害防止のため、一本一本にネットを張っていきました。 苗木は50年程度かけて20㍍ほどの高さに育つということです。 また参加者は後輩たちの植林用に、芽が出て1年ほどの杉などの苗およそ70本を地元の森林組合とともに採取。今後2年間育て、後輩たちの手で山に戻されます。 ライフデザイン・カバヤは2022年8月に西粟倉村と森林保全活動に関する協定を締結し、この取り組みを始めました。