エコロディノスが3馬身半差の完勝 ムーア「指示をよく聞いてくれた。賢い馬」【京都5R・2歳新馬】
10日の京都5R・2歳新馬戦(芝内2000メートル)は、キタサンブラック産駒でムーア騎乗の1番人気エコロディノス(牡・大久保)が3馬身半差でV。4角先頭からゴール前で2着トロワヴァレーを突き放す完勝だった。勝ち時計は2分00秒9(良)。 「指示をよく聞いてくれたし、賢い馬と思う。距離も問題なかった」とは、これが今年のJRA初勝利(通算144勝)となった鞍上のライアン・ムーア。管理する大久保調教師は「調教通りなら…と思っていましたが、1コーナーで行きたがるところをムーア騎手が上手に抑えてくれました。2戦目でテンションがどのように変わってくるかですが、こういう距離のレースを目指していきたい」と先を見据えた。クラシック路線の新星といってよさそうだ。 また、このレースには2022年セレクトセールの当歳部門で3位タイとなる3億円(税抜き)の値がついたコジオスコ(牡・武幸)が3番人気で出走していたが、こちらはハナを切って直線2頭にかわされ、勝ち馬に1秒差をつけられる完敗の3着。1歳上の半兄ダノンエアズロック(父モーリス)に続く新馬勝ちは決められなかった。
東スポ競馬編集部