毎日「タイムカード」を切ってからの残業に限界!「退職後の生活費」が不安な場合に受けられる支援とは?「未払い残業代」の請求についても解説
残業代の請求
残業代の未払いは違法のため、退職後でも未払い残業代の請求ができます。あらかじめ弁護士に相談しておき、在職中に必要な証拠集めを行っておきましょう。 タイムカードを切ってから残業させられているのであれば、業務メールや日誌、シフト表、使用しているパソコンのログ、上司からの残業命令を証明するものなどを集めましょう。 また残業代の算出のため、給与明細も保管しておきましょう。在職中でないと集められない証拠が多いため、どういった証拠があれば有利に請求をすすめられるのか、退職前に弁護士に確認しておくといいでしょう。
まとめ
退職してすぐに就職先が見つからなくても、国からのさまざまな支援が受けられます。ブラック企業に勤め続けて心身を壊す前に、無理せず辞めることを検討しましょう。 未払いの残業代は退職後でも請求できるため、泣き寝入りせず弁護士に相談することをおすすめします。ただし、残業代の未払い請求は3年の時効が決まっているため、請求は早めに行いましょう。 出典 ハローワーク 基本手当について 厚生労働省 求職者支援制度のご案内 執筆者:沢渡こーじ 公認会計士
ファイナンシャルフィールド編集部