【菊花賞】ヘデントールが激しい2着争いを制す 戸崎圭太「勝てなかったことだけが残念」
[GⅠ菊花賞=2024年10月20日(日曜)3歳、京都競馬場・芝外3000メートル] 激しい2着争いを制したのは、単勝4番人気に支持されたヘデントール(牡・木村)だった。 スタートでやや出負けし、外の16番枠だったこともあり序盤は最後方を追走。向正面中ほどからジワジワと進出を開始すると、4角ではポジションを5番手まで押し上げ、前を射程圏内に入れた。 迎えた直線では内にヨレるしぐさを見せながらも、しぶとく脚を伸ばし、ゴール直前でショウナンラプンタ、アドマイヤテラを捕らえて銀メダルフィニッシュとなった。 「体調がいいことは返し馬から分かりました。ゲート入りでごねてしまったけど、ムキにならずに走っていましたし、道中で位置を上げても大丈夫だと。直線も伸びてくれています」と振り返ったのは鞍上の戸崎圭。皐月賞では1着、日本ダービーでは2着(ともにジャスティンミラノに騎乗)に入っていたこともあり、今年の牡馬クラシック3戦ではオール連対となったが、「勝てなかったことだけが残念でした」と悔しさをにじませた。
東スポ競馬編集部