閉店したおもちゃ屋を清掃→まさかのお宝発掘に業者びっくり 400万円超の“臨時収入”「こんなことになるとは」
あなたの自宅にもお宝が眠っているかもしれない 簡単な鑑定法とは
プロの業者に清掃を依頼してくるのは、自力では片付けが困難な家や店舗だ。汚れが激しく、どこに何があるのかも分からない。そのため特別な宝飾品でもない限り、残置物の処分を任されることは珍しくない。 しかし、さすがに永留さんにも疑問が湧いた。 「逆におもちゃ屋さんのほうが価値を分かってそうなのに、なんで売らなかったんかなと思いましたね。一つ一つがもう面倒臭くなったんでしょうね」 これ以上、おもちゃ屋を続けないのであれば、確かに残しておいても仕方がない。オークションに出品したり、梱包・発送したりするのも意外と手間がかかるものだ。 「僕たちも最初は捨てようとしていましたからね。買ってくれそうなところがあったら輸出で貿易とかに流したりするんですよ。それで最初はトラックに詰めていたんですけど、オークションの様子がおおっておかしくなっていたので全部降ろせと言って。キロで売るなんてもったいないってなって、使えるものは全部オークションに流したって感じです。あのまま気づかなかったら海外に行っていたと思っています」 もし物であふれた他人の部屋を掃除する機会があれば、まずは残置物の価値を調べてほしいと永留さんはアドバイスする。 「コレクターでもなければ、(掃除する側は)基本的には価値がないと思っている人たちが多かったりするので、そのジャンルの本当に専門的に特化した会社さんを呼ぶとか自分でオークションやメルカリに出してみるとか、そういうのは絶対にしたほうがいいです。最近は鑑定士じゃなくても、Googleレンズで査定している会社さんもあります。そういうので価値を見極めて、まずは自分たちで出品するべきだと思います。未開封のものとかは、思わぬ価値につながることもあります。これを知ってる知らないだけで 全然自分の利益が変わってきます。あとは、まとめたら売れやすいですね。家に高齢者のオムツがいっぱいあったりするんですけど、それも2、3個まとめて売れば、平気で2000円とかで売れたりします。発送の仕方が分からないのであれば、それこそ全部着払いでいいと思いますよ」と締めくくった。
ENCOUNT編集部/クロスメディアチーム