「小さな仕事を決めることが快感」西武・古賀悠斗、侍ジャパンでの活躍を見据えて鍛錬
西武の古賀悠斗捕手(25)が20日、来月に開催される国際大会「プレミア12」で連覇を狙う野球日本代表「侍ジャパン」での活躍を誓った。「あの緊張感をまた味わいたい。(プレミア12の)連覇がかかっているので、自分に与えられた役目をしっかり果たして日本代表の勝利に貢献したい」と意欲を見せた。 ■戦力外選手、および引退発表選手はこちら【一覧】 昨年の「アジアプロ野球チャンピオンシップ」では、決勝の韓国戦でタイブレークの延長10回無死一、二塁から代打で出場し、初球に送りバントを決め、逆転サヨナラ勝ちへの流れをつくった。「野球人生の中で一番緊張した場面だった」と当時を振り返るとともに「今でもよく決めたと思う。大きな仕事も大事だけど、小さな仕事をきっちり決めることに快感を覚える」とうなずいた。 この日はベルーナドームで行われた秋季練習で、フリー打撃やロングティーなどでバットを振り込んだ。今季の打率は2割2分8厘。「とにかく今は打撃のレベルアップしかない」。侍だけでなく、来季のチームでの飛躍も見据える。 ▼王貞治会長が見いだした適性、西武の新ヘッドコーチ・鳥越裕介氏の指導力…ライオンズとの「縁」も 関連記事に【特集】▼
西日本新聞社