半導体一服で矛先は小売りへ?好決算発表の高級品銘柄
藤川さんが今年のスター候補と予想する高級小売り銘柄、昨年の上場時には公募割れスタートとなりましたが、その後の株価は右肩上がりとなっています(イメージ写真:Ystudio/PIXTA)
前回の記事 を書いた2週間前は、日経平均株価が4万円まであと10円!という高揚感のもとキーボードを叩いたものですが、その翌週はジャンプアップのスタートで4万円を軽々達成しました。 ただし、4万円台のステージに滞在したのは3日間。その後は日本銀行の金融政策修正に関する思惑で円高が進行したことも手伝って、徐々に上値を切り下げて、現在は3万8500円界隈でウロウロしております。 セクターで見れば、今まで他を寄せつけない強さを誇った半導体スター軍団に一服感。半導体銘柄の一丁目一番地銘柄を集めたグローバルX 半導体関連-日本株式 ETF(2644)は、25日移動平均線を割り込んでいます。年初から息継ぎせずに駆け上がってきましたので、ここらで少し休んでくれたほうが安心といえば安心です。 来週には、世界中が注目している日銀の政策決定会合があります。すでにこのタイミングでの政策変更を織り込んだような為替の動きもありますが、実際に発表されたあとの動きは予想ができません。どちらに転んでもいいように、リスクを取りすぎずに待機していようと思います。
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藤川 里絵