東洋大・島田舜也が来春の1部復帰に意気込み「ドラフトにつながるという意識でやりたい」/東都
東都大学野球リーグで来春の1部復帰に貢献した東洋大の最速154キロ右腕、島田舜也投手(3年)が8日、東京・江東区で行われた秋季リーグ戦の表彰式に出席し「(2部)優勝や1部昇格につながり、成長できた1年だった」と笑顔を見せた。 184センチ、92キロの体格から投じる速球とフォークボールが武器。今秋はともに2部でトップの5勝、防御率0・64をマークして最高殊勲選手(MVP)を受賞。12月は大学日本代表候補の合宿に参加した。 千葉・木更津総合高出身。1学年上で、DeNAのドラフト2位・篠木健太郎投手(法大)とは高校時代に同部屋だった。篠木からは「チームの中心がこけたら、(全体が)こける」とエースの心構えを説かれ、信条として心に秘める。「来年は自分が顔になる。自覚を持って1年間、やり通していきたい」と飛躍を誓った。 来秋のドラフト上位候補に挙げられている逸材は、進路をプロ一本と明言。来春は3季ぶりに1部に復帰する。「リーグ優勝、日本一。その結果がドラフトにつながるという意識でやりたい」と強い決意をにじませた。(児嶋基)