高川学園がサヨナラ負け、山口勢は全校初戦敗退 秋季中国地区高校野球大会
【秋季中国地区高校野球大会1回戦 高川学園5―6矢上(26日、島根県立浜山公園野球場)】 <高校野球中国地区大会勝ち上がり表> 山口1位校で、2年連続中国地区大会4強の高川学園は、矢上(島根)に5―6でサヨナラ負けした。下関国際と西京も敗れており、山口勢は6年ぶりに全出場校が初戦で姿を消した。 高川学園は2―2の四回、衛藤諒大と若藤芽空の連続適時打で3点を勝ち越し。ところが直後に1点差に迫られると、五回に追い付かれた。九回は、七回途中から好リリーフを続けてきた3番手の松本連太郎がサヨナラ打を浴びた。 1989~91年の宇部商以来となる秋季県大会3連覇を果たし、乗り込んできた舞台。松本祐一郎監督は「矢上の打撃の思い切りがよかった。選手に油断があったわけではないと思う。一回からもう一回、映像を見直して敗因がどこにあったのか振り返りたい」と話した。
中国新聞社