実は“隠れ難読地名”!? 朝ドラのロケ地、コスプレの聖地…注目が集まる名古屋「鶴舞」には何がある?
名古屋観光の定番といえば、味噌カツやひつまぶしなどの「名古屋めし」や、金色のしゃちほこがシンボルマークの「名古屋城」、三種の神器の一つ草薙神剣を祭る「熱田神宮」などが有名ですが、“地元っ子が教えるおすすめスポット”に行けばもっと楽しい旅になるかも!? 【話題】朝ドラ『虎に翼』の“聖地”を見る 今回はJR名古屋駅から7~8分のところにある「鶴舞」をフィーチャー。名古屋在住の筆者が町の特徴や見どころ、楽しみ方などを詳しく紹介します!
◆市内屈指の公園と図書館。地元っ子が住んで快適な町
「鶴舞」はJRと名古屋市営地下鉄の「鶴舞駅」、そして「鶴舞公園」があるエリア。名古屋の中心部のやや南東にあたります。鶴舞公園は名古屋を代表するお花見スポットで、四季折々の花々が咲き誇り、市民の憩いの場として親しまれています。 園内の一角には鶴舞中央図書館が、周りには名古屋大学医学部と附属病院、名古屋工業大学があり、2024年10月31日には国内最大のスタートアップ企業支援拠点「ステーション Ai(エーアイ)」がオープンし、文化的な香りも漂います。 「鶴舞」は観光客がここを目的として来る場所というよりも、地元の人の生活圏としておすすめのエリアです。筆者は実際、公園の徒歩圏内に3年ほど住んでいましたが、気分転換にふらっとお花見や紅葉狩りができる場が近くにあるのは、ささやかな優越感をもたらしてくれました。 鶴舞中央図書館も生活者にとっては大きな存在。名前の通り市内の“中央図書館”として機能し、蔵書の数は全国でもトップクラス。地域資料の充実ぶりも群を抜いています。 市内屈指の公園と図書館がある。これだけで生活が豊かで充実したものになることは約束されたようなものといえるでしょう。
◆名古屋駅からたったの7分! アクセス抜群も転勤族には盲点
しかもアクセスもいい! 名古屋駅からはJRで7~8分、地下鉄で18分ほど。大須や栄エリアなど市の中心部まで自転車で行くのにも苦がないほどの距離感です。 名古屋に転勤で来る人の多くは地下鉄東山線沿線でまず物件を探すのですが、「鶴舞」は乗り換えが必要な鶴舞線沿線のため、転勤者にとってはいわば盲点。だからこそどことなくあか抜けない生活感、何となく落ち着ける居心地のよい空気感が守られているのかもしれません。