学校休業を延長 埼玉・大野知事が会見(全文2)パチンコ店名公表はGW明けまでに
研修や動線の確保などのためか
NHK:でも実際に携わる方の研修だったり、動線の確保だったり、消毒だったり、そういう細かい規定を詰めていっているので、このような運用ということなんですか。 大野:動線とゾーニングはすでに終わっています。これは一番最初にやっています。ただ、その中でどういった運用をしていくのか、それから先ほど申し上げた消毒とか安全措置、これは妥協はできないので、そこについてはしっかりと守っていくということを今やっているところであります。どうぞ。
通信環境で生まれる差をどう考えるのか
東京新聞:東京新聞の飯田です。教育長に3点をお尋ねしたいです。教科書をベースに、休校期間中の学習の方法なんですけれども、教科書をベースというお話ですが、実際、オンラインとか通信環境によって、児童、生徒に差が生まれてしまっている状況に対して、どのようにお考えなのかというのと、例えば学校に不安な子だけ呼ぶとか、そういう別のフォローの仕方みたいなものとか、今、現状考えていらっしゃるものがほかに何かあれば伺いたいです。 高田:教科書に基づいた指導を計画に従ってやるということなんですが、とにかく生徒が、復習だったらできるんですけれども、初めて習うことを自分自身で勉強していくということになりますので、教員のほうも課題の提示の仕方というのは、例えば数学で言えば例題を解くためにヒントとなるようなプリントを作って、例えばホームページ上にそれをアップして、それを生徒が見ながら、Google Classroomというのはアンケート形式なので、解答がこちらに戻ってくるということもできますので、そうしたことで、そのプリントを見ながら教科書の例題を解いて問題をやって、小テストみたいな確認テストがまた来ますので、それにアンケート方式で、解答をスマホなりで入れて、教員のところへフィードバックできると、そういうこともあります。 先ほどありました通信の環境が整っていない生徒については、可能であれば学校に個別に呼んで、今はそんなに密になっている状況じゃありませんので、指導をするとか、あるいは動画の配信もやってますけれども、それももし見られない家庭があればDVDに焼いて保存しておいて、学校に来たときに見ていただくとか、必要があれば郵送するということもできますので、そうしたことでなんとか、ぎりぎりのところだとは思いますけれども、計画に従って教育活動を続けたいというふうに思っています。 Google Classroomというのはアンケートで、例えばこういう学校がありました。毎日検温して、その温度を記録してこっちに送りなさいっていう。そうするとその生徒がちゃんと元気でいて、体温を測っているんだなということは少なくとも学校では分かるというようなこともありますので、そんな使い方をしている学校もありますので、学校も今こういう状況になってますので、いろんなことを、可能性を追求しながら取り組んでいるんだろうというふうに思います。