予算的な措置を今後考えているのか

東京新聞：それから、もう1点。双方向型のできるところから取り組みたいっておっしゃってますけど、具体的にどういうふうにやるのかとか、予算的な措置を今後考えてらっしゃるのか、そこら辺を伺いたいです。 高田：今、県立学校にもWi-Fiの環境が整っている学校は3分の2あります。その学校は、結局、学校から全部県の、大本は、簡単に言うと元栓は1つなんですね。そこに集まってきてしまいますので、全部の学校で全校生徒に対して動画を流したりすると、もうとうてい動かなくなってしまうと。 　この間、ある1つの学校で全校生徒、9クラスの学校ですので1000人ちょっとなんですけれども、担任が全部のクラスの全部の生徒に対して朝のホームルームをやってみようということをやりました。1校だけでやったので、それはなんとか動きました。それだったらできるかとか。ですから学校でやるんだったら、せいぜい2クラスにしてください、同じ時間帯は。Aの学校とBの学校とCの学校、3校だけだったらできますとか。そういうことをいろいろシミュレーションしながら双方向型の授業の可能性について今探っていると。物理的な環境に制約があるものですから、その中で今できることは何かということを探しながら一生懸命やりたいというふうに思っています。 【書き起こし】学校休業を延長 埼玉・大野知事が会見　全文3に続く