学校休業を延長 埼玉・大野知事が会見(全文2)パチンコ店名公表はGW明けまでに
どの数字がどれぐらい下がれば大丈夫か
記者1:再開をまた判断されるときがあると思うんですけど、5月末ぐらいになって。どの数字がどれぐらい下がっていれば大丈夫だというふうに言えるんでしょうか。 大野:もちろん専門家の方々にお伺いしますけれども、私どもとしては、最も大事なことは全体の数、そして次に感染経路が分からないような方々の割合、そして、もちろん再生産数も関係あると思いますけども、そういったことを、優先順位を聞きながら、総合的に専門家の方のご意見も伺って判断をさせていただきたいというふうに思っています。どうぞ。
他都県からパチンコ店来客があるのはどの地域か
共同通信:共同通信の【ヒラカワ 00:21:39】です。パチンコ店の休業要請の関係で3点ほど伺います。1つ目が、まず先ほどの対策会議の中で、県境を越えて来店する客がいるというような話がありましたが、例えばどの辺りの地域でそういうことを確認されてるんでしょうか。 大野:これは私どもとして2つのルートがあって、1つは現地で、例えば車のナンバー等を確認したもの。あるいは、もう1つは私どもの設置している電話センターのほうに、先週の段階で全体のお問い合わせのうち17%が確かパチンコ店関連でありました。こういったところから、どこどこから来ているという情報が寄せられたものというふうに聞いています。私どもが聞いてる範囲では、必ずしも1つのところではありませんけれども、例えば都内のようなナンバーを付けた車が来ているといった通報は頻繁にございました。
休業要請の効果なければ休業指示もありうるか
共同通信:2点目が、45条の2項に基づく要請という、今後、スケジュールが示されましたが、これが仮に効果が出なかった場合、45条の3項に基づく休業の指示といったようなことは想定されていますでしょうか。 大野:まず、今、現時点では24条の9項に基づく協力の要請をしました。そして、22日だったですね。私の名前であらためて営業の自粛の協力を文章で発出をいたしました。そして次に、実地調査を今行っていますけれども、この実地調査を行って、休業要請、45条の2に基づく、行うよという事前通知をさせていただき、最終的には明確に日にちを決定したわけではありませんけれども、極めて近いうちに、この45条の2項を適用し、そう間を置かないうちに、協力いただけない店舗名の公表を図るつもりでございます。指示については、私どもは実はもう少し強制力のある法律であれば良かったんですが、現時点においては公表までが一番強いところでありますので、そこに向かって可能な限り説得をしていきたいというふうに思っています。 先ほど会議の中でもお話がございましたけれども、約5%程度、最新の情報では、が、まだ休業する、もしくは休業の予定であるというお答えをいただいていませんので、これは可能な限り少なくしていきたいというふうに思っています。 共同通信:指示というところまではまだ言うつもりはないということ? 大野:2項から4項に飛ぶつもりです。 共同通信:4項に。 大野:はい。要請から、次に店名の公表に飛ぶつもりです。