関浩一郎（青森山田）※写真は過去の取材より

＜第106回全国高校野球選手権青森大会：青森山田4－3弘前学院聖愛＞◇22日◇決勝◇はるか夢球場 【トーナメント表】青森大会　結果一覧 青森山田が、弘前学院聖愛を破って優勝。7年ぶり12度目の甲子園出場を決めた。 0対2と2点ビハインドで迎えた6回2死満塁、佐藤 洸史郎外野手（2年）が左翼越えへ満塁ホームランを放って、一気に試合をひっくり返した。打ち上げた投手付近への内野フライを弘前学院聖愛内野陣が捕球できずにファウルになって、「命拾い」をしていた後の逆転満塁弾でもあった。 2回から2番手として登板した関 浩一郎投手（3年）は自己最速の152キロをマーク。9回までの8イニングを2失点にまとめた。9回は、1点差まで詰め寄られた後の2死二、三塁と一打逆転の大ピンチも、143キロの直球で三振に仕留め、チームを春夏連続の甲子園に導いた。 弘前学院聖愛の先発、吹田 志道投手（3年）は、5回まで無失点に抑える好投を見せていたが、6回の一振りに泣いた。9回は原田 琉生内野手（2年）の左翼線への打球で、2人の走者がかえり同点かと思われたが、エンタイトル二塁打の判定で走者が戻され1点止まり。不運にも泣かされた。 センバツ8強だった青森山田ナイン。夏の聖地で、さらなる高みを目指す。 ＜試合スコア＞ 弘前学院聖愛　110　000　001 ＝3 青森山田　　　000　004　00× ＝4