幼くして全盲に…「サッカーは人生そのもの」 夢舞台パリで輝け!ブラインドサッカー平林太一選手「俺が日本を勝たせる」 パラリンピック開幕
■「俺が日本を勝たせる」
家族の前では、本音が出る太一さん。 実はー 母・小百合さん: 「壮行会やってもらっ時に『でっかいこと言いすぎちゃったかな』って本人がー(笑)」 気にしていたのは冒頭でも紹介した太一さんの「宣言」。 平林太一さん(7月の壮行会): 「でかいことを言いたくなったので、でかいこと言って終わりにします。俺が日本を勝たせます。ここにメダルを首にかけて戻ってきたい」 母・小百合さん: 「ちょっと後悔みたいなことも言っていたので、それが後悔にならないように実現してもらえたらいいなと思います」 朝練に送迎と両親は、この10年余りひたむきにボールを追いかける太一さんを一番近くで見守ってきました。 父・道広さん: 「小さい時は、楽しくやれるものがあればいいなと思ってやらせたら、いつの間にか…なっちゃったので(笑)。一番いい色のやつをつけて、帰ってきてもらいたいです」 母・小百合さん: 「出場することが夢だったかもしれないけど、今はその先、メダル獲得っていうのが夢じゃない、もう目標だから。達成できるように頑張ってほしいです」
■ブラインドサッカーが生きがい!
チームは先週、キャンプ地のイギリスからパリに入りました。太一さんの調子は良さそうです。 (太一選手のX) 「得意のドリブルはスピードも上げられそうです!1万人を超えるかもしれない人たちの前でプレーできるのが楽しみであり少し不安です!」 強豪ぞろいの予選ラウンドは9月1日から。いよいよ、太一さんがパリのピッチに立ちます。 ブラインドサッカー日本代表・平林太一選手: 「ブラインドサッカーが生きがい、自分の人生とイコールというか。自分の人生そのものというところがある。一番はメダルをとること。それに貢献できるように頑張っていきたい」
長野放送