【注目チーム】小松礼雄新代表はハースを浮上に導けるのか…ベテラン2人体制で最下位からの脱却を目指す|ハース|F1
2023年はコンストラクターズ最下位…2024年からは小松礼雄氏が新代表に
2023年、ハースはミック・シューマッハとの契約を延長せず、新たにベテランのニコ・ヒュルケンベルグを迎え入れることになった。2021年にハースはミック&マゼピンと若手主体のドライバーセットとなったものの、それから2年で堅実なベテランセットへと方針転換することに。 マシンを壊さないベテランの安定感に期待を寄せた形になった2023年のハース。コース特性がマシン特性に合致するサーキットでは時折予選Q3に進出するなど、マシンに一発の速さを感じさせる。だが決勝ではレースペース不足やタイヤのデグラデーションの大きさが目立ち、レースで一気に失速するパターンが続いた。 シーズン中に度々アップデートを入れるも大幅改善とはいかず、結局シーズン通じて13ポイントしか奪取できずにコンストラクターズ最下位でシーズンを終えることになった。 そして2024年1月10日、ギュンター・シュタイナー代表が即時退任となり、幹部の小松礼雄氏が新たに昇格で代表になると正式発表した。 2024年もマグヌッセン&ヒュルケンベルグのベテランセットでシーズンインとなる。小松新代表は下位のハースを復活へと導くことができるのかが要注目ポイントと言えそうだ。
ドライバー:ケビン・マグヌッセン
1992年10月5日生まれ[デンマーク国籍] マクラーレン(2014~2015)、ルノー(2016)、ハース(2017~2020、2022~) ■通算成績(2024年開幕時点) ・出走/164回 ・優勝/0回 ・PP/1回 ・FL/2回 ■2023年の成績 ・年間:3ポイント/19位 ・優勝/0回 ・PP/0回 ・FL/0回
ドライバー:ニコ・ヒュルケンベルグ
1987年8月19日生まれ[ドイツ国籍] ウィリアムズ(2010)、フォース・インディア(2011~2012)、ザウバー(2013)、フォース・インディア(2014~2016)、ルノー(2017~2019)、レーシング・ポイント(2020)、アストンマーティン(2022)、ハース(2023) ■通算成績(2024年開幕時点) ・出走/206回 ・優勝/0回 ・PP/1回 ・FL/2回 ■2023年の成績 ・年間:9ポイント16位 ・優勝/0回 ・PP/0回 ・FL/0回