【多摩川ボート G1ウェイキーカップ】浜野谷憲吾と坪井康晴のチャレンジC出場権争いは浜野谷が優勢
ボートレース多摩川のG1「ウェイキーカップ開設70周年記念」が31日、開幕する。初日12Rはダブルドリーム戦の第1弾。地元エースの浜野谷憲吾(50=東京)が1号艇を担う。 タッグを組むエンジンは2連対率39.4%の18号機。30日の前検タイム測定では2位タイとなる6秒67をマークしたが、舟足の感触は中堅レベル。「普通かな。プロペラが好きな形ではなかったので、これから叩く。バランスを取りたい」と語った。 さらに、10月31日はSGチャレンジカップ(11月19~24日、下関)選考期間の最終日。出場34枠のラスト1枠を坪井康晴と争っている状況だ。ドリーム戦で3着以内に入れば自力参戦が確定するが、ここは地元のイン戦。勝利で気持ち良く来月のSGに向かいたい。 一方の坪井康晴は賞金額が16万円弱、下回っている上に、初日12Rドリーム戦に乗っていないため明らかに不利。「自力で決められないから考えても仕方がない。いつも通り、やるべきことをやるだけ」と語った。 それでも浜野谷が4着以下に敗れれば逆転の可能性はある。坪井の条件は、浜野谷が4着なら初日5Rと11R連勝。浜野谷が5着なら初日<1><2>、浜野谷が6着なら初日<1><3>か初日<2><2>が条件となる。