トヨタの勝田貴元は総合4位で残り2ステージへ チームのマニュファクチャーズタイトル4連覇へ「チャンスをものにする…無駄にしない」【WRCラリージャパン】
◇24日 世界ラリー選手権最終戦ラリージャパン最終日(SS17~21、愛知県豊田市) ◆ラリージャパン、頭文字D「藤原とうふ店」の激走!【動画】 トヨタの勝田貴元は総合4位で最終日の午前中のステージを終えた。残すは豊田スタジアムで行われるスーパースペシャルステージのSS20と、上位タイムにボーナスポイントが与えられるパワーステージの最終のSS21の2本のみ。 「僕自身はずっと我慢の走りをしていたので、プッシュして思い切って自分の走りをしたい」としながらもチームはマニュファクチャーズタイトル4連覇がかかっている。ポイント対象は上位2台。チームメートのエルフィン・エバンス(英国)、セバスチャン・オジエ(フランス)がワンツーに立っており、勝田は自由に攻められる立場ながら、チームメートに不測の事態が起きる場合もある。 「(チームも)こういうチャンスが来ている。チャンスをものにする。そして無駄にしない。ちょうどいいところをどうするか」とチームと相談しながら最後の勝負に挑む。 ドライバーズチャンピオンはヒョンデのティエリー・ヌービルが最終ゴールを待たずに初めて射止めた。チームメートのオイット・タナクが最初のSSでクラッシュし、リタイアしたことからタイトルが確定した。
中日スポーツ