リペア・リセールで循環する、京都「ミッタン」の「過去を肯定し続ける」服作り
不確定要素が多い中で間違っていないのは“永く着ること”
サステナビリティの機運が高まる中、さまざまな議論が進んでいるが、「不確定情報が多い中で、長く着られる服を作ることは間違っていない」と衣類の長寿命化に取り組む。現在の課題は「修繕や染め直しをした製品の価値向上」だ。一律2割で買い取っているため「再販するまでのハードルが高い製品――例えば朽ち果てそうな状態や大きく変形してしまっている服――を買い取った際、どれだけ手をかけるかという点と販売価格とのせめぎ合いがあり難しさを感じている」。適正なビジネス規模について聞くと、「方法が間違っていなければスケールすることは是としている。アパレルは関わる方が多い。できる限り良いインパクトを与えていきたい」。