ザイオン・ウィリアムソン、車突っ込み事件発生のニューオーリンズに10万ドルを寄付「誰も孤独を感じないように」
ニューオーリンズ・ペリカンズが拠点を置くルイジアナ州ニューオーリンズで、日本時間1月2日(現地1日)、車が繁華街で群衆に突っ込み、10人以上が死傷した。ザイオン・ウィリアムソンは、悲劇に見舞われた地元に対して10万ドル(約1570万円)の寄付を行ったという。 現地の元日早朝、悲劇が起こった。ニューオーリンズで最も歴史が長く有名な地区フレンチクォーターで、観光名所として人気なバーボンストリートにピックアップトラックが突っ込み、14人が死亡、数十人が負傷した。 当初、死者10人、負傷者は少なくとも35人と発表されていたが、捜査当局はその後、死者が14人に達したと明らかにし、米連邦捜査局(FBI)は1日午後、テロ行為として捜査していると述べていた。 そのなかで、NBA6年目を迎えたウィリアムソンは今回の事件に心を痛め、復興を願ってグレーター・ニューオーリンズ財団に10万ドル(約1570万円)を寄付した。 『ESPN』のマリカ・アンドリュース記者に対して、「このコミュニティーを愛する者として、ショックを受けた。これはお金の問題だけではない。でも共に立ち上がり、誰も孤独を感じないようにしたい」と語っている。 2019年のNBA入り以降、ペリカンズ一筋のウィリアムソンはこれまでも地元の慈善活動に意欲的で、23年6月にはルイジアナ州ジェファーソン郡の学生たちに対して、学校合併による新しい制服の費用として25万ドル(約3900万円)を寄付している。 左ハムストリングの負傷により、昨年11月7日(同6日)から離脱中のウィリアムソン。今季はわずか6試合の出場(平均22.7得点、8.0リバウンド、5.3アシスト、フィールドゴール成功率45.2%)にとどまっているが、ニューオーリンズの街の復興を願っていた。
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