「やる気 22点アップ」 照らし分けで気分変化 新型LEDシーリング、パナソニックが10月発売
パナソニックは、2つの光による「照らし分け」で気分を変えるLEDシーリングライトを10月21日に発売する。被験者が感じた気持ちなどを100点満点で採点する評価では、一般的な光に比べてパソコン(PC)画面が見やすい光でやる気が22点アップするなど、照らし分けによる効果を実証。付加価値の訴求につなげる狙いだ。8畳から14畳タイプまでそろえ、価格は税込み3万2700円前後からを想定する。 【関連写真】「パソコンくっきり光」でやる気がアップ 新製品「パルック LEDシーリングライト パネルシリーズ(丸型タイプ)」は、センター光とパネル光の2つの光で照らし分けを可能にしているのが特徴。今回、PC画面が見やすい「パソコンくっきり光」と、ろうそくの炎のようにゆらぐ光(1/fゆらぎ)で就寝前のリラックスに適した「ゆらぎモード」を新たに搭載した。多彩な照らし分けによる演出で、シーリングライト1台で気分まで変えられることを提案する。 同社は、照らし方を変えることで、雰囲気だけでなく気分も変える効果があることを実証するため、同志社女子大学の奥田紫乃教授に監修を依頼し、住宅空間に見立てた実験室で25~69歳の男女26人による調査を実施。調査では、生活シーンに適合すると想定される照明条件を再現し、被験者が感じた気持ちや気分などについて100点満点で採点する評価を行い、その平均値をスコア化した。 その結果、一般的な光(5000K、調光70%)と比べ、「パソコンくっきり光」ではやる気が22点アップ。天井や壁をほんのり照らして自宅での映画鑑賞にも没入感を与える「パネル光」では、一般光と比べて映画などに没入する気分にふさわしいとの評価が37点上がった。 また、「ゆらぎモード」の場合、リラックスするにふさわしいとする評価スコアは、一般光と比べ22点アップするなど、照らし分けで気分が変わる効果があることが判明したという。
電波新聞社 報道本部