パリ五輪ブレイキン代表Shigekix 小学校で夢に挑む大切さ伝える「“自分がこうなりたい”とイメージして」
パリオリンピックのブレイキン男子代表のShigekix選手が、11月5日、愛知県の小学校を訪れてブレイクダンスの特別授業を開きました。世界トップレベルのパフォーマンスを披露し、夢に挑む大切さを子供たちに伝えました。 【画像】子供たちと写真を撮るShigekix選手
■「“こういう風になりたい”をいっぱい話して」
パリオリンピック・ブレイキン男子で4位に入賞したShigekixこと半井重幸選手(なからい・しげゆき 22)は5日、愛知県扶桑町の柏森小学校で、5・6年生を前に特別授業を行いました。 Shigekix選手: 初めて海外の大会に出場したのが、ちょうどみんなと同じ年齢のころ、小学5年生ぐらいかな。 7歳でブレイクダンスを始め、11歳で海外の大会に挑戦し、国際大会ではこれまでに49回も優勝しているShigekix選手は、子供たちに“夢を叶える秘訣”を伝えました。 Shigekix選手: 頭でイメージをする、想像することを僕は今も大事にしています。「自分がこういう風になりたいよ」とか、「半年後、1年後、こういうイメージをしたよ」というのを、友達とか家族とか、自分を応援してくれている人、学校の先生もそう、いっぱい話してください。実は、一番自分の話している言葉を近くで受け取っているのは、自分の耳なので。
■「カッコいい姿を見せ続けたい」
熱い言葉に続き、音楽に合わせたアクロバティックな動きや、ピタリと身体を止める「フリーズ」などを披露しました。 その後、子供たちも、見よう見まねで挑戦していました。 Shigekix選手: 出す、戻す、入れ替える!出す、戻す、入れ替える! 初めてのムーブに苦戦する子もいる中、ノリノリで踊る子がいました。5年生の田中咲実莉さん(たなか・えみり 11)です。 田中さんは、Shigekix選手が小中学校を訪問するイベントを行っていると知り、校長先生に応募をお願いしたということです。まさに「こうなりたい」を言葉にして、夢の共演を果たしました。 田中咲実莉さん: 生で見るとすごく迫力があったし、「自分の言っていることは、一番自分の耳が聞いている」という言葉が心に残りました。 他の子供たちも、「キレとかフリーズとかきれいでびっくりした」「ポジティブですごく憧れる人だなと思いました」などと話し、Shigekix先生にシゲキをもらったようです。 Shigekix選手: 同じような経験であったり、きっかけをみんなに作りたい。「頑張ろう」と思ってもらえるように、カッコいい姿を見せ続けたい。 (東海テレビ)
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