空席目立つ…。Jリーグ収容率ランキング53位。クラブ史上最多も…。箱が大きすぎてガラガラ
2024シーズンの明治安田生命Jリーグは全日程を終えた。スタジアムの盛り上がりを知る上で観客動員数は重要な指標だが、収容可能人数に対してどのくらい埋まったかというのも大事だ。スタジアムを満員にしたのはどのクラブか。今回は、2024シーズンにおけるJ1からJ3までの各クラブのリーグ戦収容率を計算。スタジアムを熱気で満たしたクラブを、ランキング形式で順位ごとに紹介する。
53位:ブラウブリッツ秋田 本拠地:ソユースタジアム(18,560人収容) 平均入場者数:4,128人 平均収容率:22.2% J3からJ2に昇格して4年目のシーズンを送ったブラウブリッツ秋田はクラブ史上最多となる4,128人の平均入場者数を記録した。ソユースタジアムの平均収容率は22.2%となっている。 J2初年度となった2021シーズンは2,097人だった平均入場者数だが、コロナの縮小とともに客足が伸び、2024シーズンはその約2倍となる入場者数をマークした。 秋田の観客数急増の要因として、ホーム戦での強さが挙げられるだろう。2023シーズンは5月以降ホーム戦で未勝利という厳しい戦いとなったが、2024シーズンは19試合中8試合で勝利を飾り、この好調によってサポーターの注目度が高まったと考えられる。 最も収容率が高かった試合は、第31節のジェフユナイテッド千葉戦だ。この試合では7,467人が来場し、40.2%の収容率を記録した。6,000人以上を動員した試合も3試合あり、安定して多くの観客を集めることに成功している。 2024シーズンはチームとして初めてJ2のボトムハーフから脱却し、勢いを増している秋田。入場者数の伸びを見ても、今後50%以上の収容率を記録する試合を連発する可能性は高い。
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