アルカラスがストレート勝ち パリ・マスターズ初戦突破
【AFP=時事】男子テニス、パリ・マスターズ(Rolex Paris Masters 2024)は29日、シングルス2回戦が行われ、大会第2シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)はニコラス・ジャリー(Nicolas Jarry、チリ)を7-5、6-1で下し、初戦を突破した。 【写真】最後のパリ・マスターズを終え、ベンチで感極まった様子のガスケ(その他全9枚) 同日には世界ランキング1位のヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)が胃腸のウイルスのため大会を棄権しており、アルカラスの大会初制覇が有力視されている。 3回戦では第15シードのウゴ・アンベール(Ugo Humbert、フランス)とマルコス・ギロン(Marcos Giron、米国)の勝者と対戦する。 第6シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)は6-7(6-8)、6-7(5-7)でフランシスコ・セルンドロ(Francisco Cerundolo、アルゼンチン)に敗れた。第7シードのキャスパー・ルード(Casper Ruud、ノルウェー)も6-7(3-7)、6-3、4-6でジョーダン・トンプソン(Jordan Thompson、オーストラリア)にフルセット負け。第1セットを一時5-1とリードしながら取りきれなかったのが響いた。 来月行われるシーズン最終戦ATPファイナルズ(ATP Finals 2024)出場を争う第10シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)はアレハンドロ・タビロ(Alejandro Tabilo、チリ)に6-3、6-4で快勝した。 1回戦の試合では、第9シードのアレックス・デミノー(Alex De Minaur、オーストラリア)がマリアーノ・ナボーネ(Mariano Navone、アルゼンチン)を7-5、6-1で退け、ATPファイナルズ出場の可能性をつないだ。 今月に来年の全仏オープン限りでの現役引退を表明した地元フランスのリシャール・ガスケ(Richard Gasquet)はジズー・バーグス(Zizou Bergs、ベルギー)にストレートで敗れ、大会に別れを告げた。【翻訳編集】 AFPBB News