高木美帆、2025年の目標は『紡ぐ』 「思考、日々をつむいでいって、2026年にあるミラノに」【スピードスケート】
スピードスケートの女子1500メートル世界記録保持者で、2022年北京冬季五輪女子100メートルで金メダルを獲得した高木美帆(30)=TOKIOインカラミ=らがつくる「チーム・ゴールド」が10日、長野市のエムウエーブで練習を公開した。 高木は18年平昌五輪女子団体追い抜きでともに金メダル、北京冬季五輪で銀メダルを獲得した佐藤綾乃(28)=ANA=らチームメートとリンクに入って、先頭で滑走を開始。リンクサイドでのトレーニングを含めて約1時間45分にわたって練習した。終了後は同県上田市内で取材に応じ、「過去に出場した3大会とも違う思いを持つ大会になると感じてはいる」と開幕まで残り1年強となったミラノ・コルティナ冬季五輪を見据えた。 シーズン後半戦は今月24日にカナダ・カルガリーで開幕するW杯第3戦リー大会から始まり、米ミルウォーキーなど海外各地を転戦する。2025年の目標を「紡ぐ」と色紙に書いて掲げた高木は、「いろんな出来事や思考、日々をつむいでいって、2026年にあるミラノに向かっていきたい。積み上げるだけではなく、いろんなものをミックスさせたい」と言葉に込めた思いを語った。
中日スポーツ