2人のドラ1が顔を合わせた練習試合があった ソフトバンク前田悠伍は後輩に入寮時の必需品をアドバイス
◆記者コラム・タカ番24時 ソフトバンクの新入団選手発表会見が9日にあった。入団は支配下6選手、育成12選手。初々しい18選手の目はやる気に満ちていた。来季もチーム内の争いは激しくなりそうだ。 ■元タレント夫人と腕組みハニカミ2ショット【和田毅秘蔵写真】 1位指名は最速153キロの直球が売りの兵庫・神戸弘陵高の村上泰斗。昨年の前田悠伍に続き、2年連続で高校生投手が1位となった。永井編成育成本部長は「将来、チームの中心になって、前田君と共にピッチャーを引っ張っていく存在になってほしい」と〝左右のダブルエース〟を夢見る。村上自身も「そうなることが自分の使命」。部の引退後も退寮せずに練習に励んでいる姿を見て、休日返上でトレーニングをする前田悠のような意識の高さを感じた。 村上は1年半ほど前、大阪桐蔭高との練習試合で前田悠を見たという。「雰囲気というか、オーラがあった」と当時の印象について話した。一方の前田悠は「あまり見たことないけど、球が速いという印象」。その練習試合では投げ合ったわけではないため、あまり記憶にないという。ダブルエースについては「将来的には僕もエースになりたい。そうでないとすぐに(プロ人生が)終わってしまうと思うので、他(の選手)がというより自分がエースになるだけ」と意欲。相変わらずの姿勢に脱帽するしかなかった。 村上には先輩としてのアドバイスも。入寮の際に持っていくべき物を尋ねると「加湿器です。冬は乾燥しちゃうので」。体調管理もプロ野球選手にとって重要な仕事だ。(大橋昂平) 【#OTTOソフトバンク情報】
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