三笘薫vs菅原由勢の日本代表プレミアリーグ対決はドロー! 三笘は今季3点目ヘッド弾、岡崎慎司の日本人最多14得点まであと1点
[11.29 プレミアリーグ第13節 ブライトン 1-1 サウサンプトン] プレミアリーグは29日に第13節を行った。MF三笘薫が所属するブライトンとDF菅原由勢が所属するサウサンプトンの対戦は、1-1のドロー。ブライトンは前半29分に三笘が今季3点目となる先制ゴールを挙げたが、サウサンプトンは後半14分にMFフリン・ダウンズが同点ゴールを決めた。日本代表2人はともに先発してマッチアップ。三笘はフル出場し、菅原は後半21分に途中交代している。 【動画】三笘薫の鮮やかダイビングヘッド弾 日本代表がサイドでマッチアップした。前節ゴールを挙げた三笘は4-2-3-1の布陣で左サイドハーフとして先発。菅原は5-4-1の右WBで5試合ぶりのスタメン入りとなった。 前半7分、ブライトンは相手のセットプレーを守り切ってカウンター。MFヤシン・アヤリがロングスルーパスを最前線に通すと、反応したのは三笘。菅原が収めたボールをすばやく奪い取り、即座にシュートを選択する。しかし、わずかにゴール右外に外れていった。 ブライトンは前半29分に均衡を破った。DFタリク・ランプティが右サイドから大きくクロスを上げ、ボールはファーサイドへ。すると三笘が菅原のマークを振り切り、ダイビングヘッドでゴールに叩きつけた。 前節・ボーンマス戦に続く2試合連続ゴールを決めた三笘は今季3点目。プレミアリーグ通算13ゴール目となり、岡崎慎司氏がレスター・シティで築いたプレミアリーグ得点記録14ゴールにあと1点と迫った。 追いかけるサウサンプトンは前半44分に決定機。右サイド際でパスを受けた菅原が右足で大きくクロスを上げる。バウンドで相手選手のブロックをかわし、ゴール前に飛んでいくと、FWキャメロン・アーチャーがドンピシャでダイレクト。しかし、強くミートしすぎてしまい、ゴール上に外れていった。 三笘のゴールで、前半はブライトンが1-0で折り返す。サウサンプトンはシュート本数は互角となったが、枠内に打てなかった。 後半開始からサウサンプトンも攻勢を強めていく。すると後半14分に待望の同点ゴール。MFタイラー・ディブリングがドリブル突破から敵陣PA内にパスを通す。波状攻撃はブライトンのブロックに遭うが、ダウンズが3度目のシュートを決め切り、1-1と試合を振り出しに戻した。 追いついたサウサンプトンは後半21分に2枚替え。菅原とゴールを決めたダウンズが下がり、MFライアン・フレイザーとMFジョー・アリボが投入された。22分にはアーチャーが左サイドのクロスに合わせてゴールネットを揺らすが、オフサイドラインを割っていた味方選手が得点に関与したとみなされ、ゴールは認められなかった。 試合はそのまま1-1のドローで勝ち点1を分け合う形となった。ブライトンは暫定2位に浮上。サウサンプトンは連敗を2で止めたが、いまだ最下位に位置している。