手作り「スワッグ」を飾ってクリスマスから新年まで、冬のインテリアを楽しもう【10分で作れます】
応用編
「スワッグはクリスマスのもの、と捉われなくてOK。自由に季節のスワッグを楽しんでみてほしいです」と松岡さん。基本の作り方はそのままに、花材や資材を変えた2種類を作っていただきました。 ⚫︎トレンド感のあるナチュラルなスワッグ ブルーアイスをベースに、ユーカリ、リモニューム、オレゴンモミと、ブルベでまとめたスワッグ。クリスマスにはもちろん、季節を問わず飾りたくなるデザインです。 「花材はもちろん、リボンの印象もあると思います。あえてナチュラルな素材感と色みのリボンを組み合わせたことで、一年中飾れるスワッグになりました」 ⚫︎一つで長く冬を楽しめるスワッグ 一つでも、飾りを変えるだけでクリスマスからお正月まで、洋も和も楽しめるスワッグができます。 こちらはシノブヒバにオレゴンモミを重ね、金色の葉、木の実をのせ、ナチュラル素材のラフィアで束ねたもの。そこに、クリスマスならクリスマスらしいオーナメントを。お正月なら赤い実を合わせています。 「オーナメントは、好きなもので楽しんでください。お気に入りのツリー用オーナメントでもいいですし、近頃だと100円均一もバリエーション豊富ですね。お正月には、赤い木の実を南天にしたり、小さな水引を合わせても」 ホリデーシーズンになると、おしゃれな花屋や雑貨屋で見かけるスワッグ。コツさえ押さえれば、自分らしいデザインをたのしむことができます。花材や資材さえ決まれば、束ねるのはほんの10分ほどあれば出来上がり。 次の休日に、トライしてみませんか? 撮影/田中麻以 (小学館)
【取材協力】
フラワーコーディネーター 松岡陽子さん 花のアトリエ「Arianna(アリアンナ)」主宰。イギリス最古のフラワースクール「コンスタンス・スプライ」元校長であるゲイルデリック氏を始め、フランスのメートル・ダール(人間国宝)、マルセル・ルブラノ・ギエ氏に師事。ディプロマ取得。 現在は、個人、企業向けアレンジメントレッスンを中心に活動。舞台の装花や、ブライダルの花も手がけている。上品でシックな色使いを得意とし、その質の高いアレンジメントが女性を中心に人気を集める。著書に『プリザーブドフラワーレッスン』(浩気社)。
ニイミユカ