イケオジの最強シューズを提案します。厚底ローファーがいま使える「これだけの理由」
干場編集長のアドバイス(1)「アイウエア」
目元は春らしくさりげない差し色を投入 厚底ローファーと共に、薄味な春コーデを盛り上げてくれるのがアイウェア。ブーツならサングラスもありですが、今回はローファーとあっておとなしめに。 「ジャケットもパンツもグレーで、ニットはネイビー、そして足元は黒とシックな色使いなので、カーキ色のフレームでほんのりと色を差しています」
干場編集長のアドバイス(2)「スエードブルゾン」
足元に存在感がある分、ジャケットはシックに トラッドな印象の強いローファーも、厚底ならレザージャケットとのオトコらしいコーデもマッチ。 「とはいえローファーと同じ黒の表革だと重たく見えるので、くすみ色のスエードを合わせて品の良さと春らしい軽さを出してみました」
TOD’S / トッズ
さらに軽く、さらに遊び心を楽しむならこっち! こちらもペブルパターンをあしらったラバーソールですが、より軽量さを求めており、もはやスニーカー並みと言っても過言ではありません。一方で、ブラッシュドレザーの光沢感はちゃんとリッチ感があり、さらにチェック柄のライニングが脱ぎ履きの際に洒落っ気をアピールしてくれます。
J.M. WESTON / ジェイエムウエストン
時代を超える名作ローファーの進化版 ローファーにおける名作中の名作である、シグニチャーローファー♯180。フレンチトラッドなエレガントシルエットが魅力ですが、同シリーズにも厚底モデルはあるんです。それがこちらのトリプルソール。アッパーの流麗さはそのままに、張り出したコバが足元に迫力を与えます。
Paraboot / パラブーツ
スリムからワイドまであらゆるパンツにマッチ 厚底で存在感大なローファーと聞いて、まず思い浮かぶのはこのランスでしょう。立ち上がったサイドウォールに太ステッチで縫い上げられた被せモカ、そしてノルヴェイジャン製法による張り出したコバと厚いラバーソールは、実に迫力あり。どんなパンツにも顔負けしません。
Paraboot × BEAMS F / パラブーツ × ビームスエフ
よく見ないとわからないツウなアレンジ あれ? 上と同じ? そう思った方は、よ~く見て下さい。こちらはビームスFの別注で、アッパーには牛脂、蜜蝋、植物性脂、魚脂などの油脂をブレンドした、ホーウィン社のクロムエクセルレザーを採用。さらに、ノルヴェイジャン製法のウェルトがインラインでは波型なのに対し、直線に変更されています。名作だからこそ、こんなヒネリが楽しいですよね。