超絶決定機!伊藤涼太郎が鋭いダイレクトシュート→まさかの展開に“茫然” 「体勢も良かった」驚異の反応に天を仰いだ瞬間
【ベルギーリーグ】シント=トロイデン 0-2 アンデルレヒト(日本時間12月16日/大王わさびスタイエンスタジアム) 【映像】鋭いダイレクトシュート→天を仰ぐ決定機の瞬間 悔しさを引きずってしまう絶好機逸だ。シント=トロイデンに所属するMF伊藤涼太郎がゴール正面から狙い澄ましたダイレクトシュートを放ったが、アンデルレヒトのGKコリン・コーセマンズのスーパーセーブに遭い、悔しさを露わにした。 日本人MFが決定機を迎えたのは、シント=トロイデンが第18節にアンデルレヒトと対戦した53分のことだ。1点ビハインドのホームチームは、右サイドから激しいプレスを掛ける。アンデルレヒトのDFムサ・エンディアイェがボールをキープする中、シント=トロイデンのFWアンドレス・フェラーリとMFルイ・パトリスが囲い込んで連続して奪いに行くと、エンディアイェの中央への切り返しに2人が鋭く反応。挟み込むようにしてフェラーリが相手ボックス内付近でボールを奪った。 フェラーリはカウンタープレスに来たMFレアンデル・デンドンケルをかわすと、ドリブルのタッチが大きくなり、ボックス手前中央に転がる。これに反応したのは、伊藤だ。背番号13は、細かいステップで横移動するボールに寄りタイミングと歩幅を合わせ、フリーで右足をシャープに振り抜く。鋭いシュートがゴール右隅を捉えた。しかし、アンデルレヒトのコーセマンズが素早くしゃがみ込んで左足を伸ばしてストップ。伊藤は千載一遇のチャンスを仕留めることができず。天を仰いだ後、立ち尽くすようにしてGKに弾かれたボールの行方を眺めていた。 リプレイ映像が流れると、実況の原大悟氏は「(シュートを打つ時の)体勢も良かったので、決めたかったところです」とコメントした。 決定機を逃した約1分半後、またしてもシント=トロイデンは右サイドの高い位置でボールを奪い、ペナルティーアーク手前の伊藤にボールが渡った。しかし、これはアンデルレヒトのMFマッツ・リッツの迅速なプレスバックに遭い、シュートを打つことはできなかった。 シント=トロイデンは62分にアンデルレヒトのFWカスパー・ドルベリにPKを決められ、0‐2で敗戦。3試合ぶりに黒星を喫した。 (ABEMA de DAZN/ベルギーリーグ)
ABEMA TIMES編集部