気を付けて! 賞味期限が意外と短い食べ物10
ドライフルーツ
「ナショナル・センター・フォー・ホーム・フード・プリザベーション」いわく、ほとんどのドライフルーツは保存期間が4ヶ月~1年だという。たとえば、いちじくは約3ヶ月、レーズンは一年保存できるそう。食品の品質は熱の影響を受けるため、保存時の温度が保存期間の決め手となる。つまり、温度が高いほど保存期間は短くなる。ほとんどのドライフルーツは、約15.6℃では一年間、26°Cなら6ヶ月間保存が効く。
ナッツ類
ナッツは手軽に楽しめるおやつで、持ち歩くのにも最適。でも残念ながら、ナッツの寿命はそれほど長くない。寿命が短いピスタチオは約3ヶ月、アーモンドは最長一年保存できる。ナッツに目がないのなら、6~12ヶ月で食べきれるようにローテーションを組んでみて。
ピーナッツバター
ピーナッツバターに関しては、注意点がある。市販のピーナッツバターはほとんどの場合、未開封であればパントリーで6~24ヶ月ほど保存が効く。いっぽう、天然のピーナッツバターには防腐剤が含まれていないため、未開封の場合でも数ヶ月しかもたない。開封後は賞味期限が大幅に短くなるので、必ず商品ラベルを確認すること。天然のピーナッツバターの多くは、開封後は冷蔵庫での保存が望ましい。
スパイス
厳密には食品ではないけれど、スパイスも永遠に保存できるわけではない。「挽いたスパイスは空気や光に晒されるので、丸ごとのホールスパイスよりも早く香りが失われます」と話すのは、シェフで認定栄養士のノラ・クラークさん。「よりよい風味を求めるなら、ホールスパイスを買って必要なときに挽くのがおすすめです」
トルティーヤチップス
キッチンのパントリーでよく見かける、もう一つのサクサク食感の定番といえばトルティーヤチップス。トルティーヤチップスも、クラッカー同様空気中の湿気を吸収して悪くなり、サクサク感が失われる。「クラッカーやトルティーヤチップスは開封後わずか数日で食感の変化が感じられます」と補足するハーパーさん。自家製のワカモレやサルサを作って早めに食べ切ろう。