「実は練習中に薫を止める回数が一番多い」森保監督が明かす“三笘ストップ”の日本代表戦士は?
「本当に最高の働きをしてくれた」
2024年シーズン、長友佑都はFC東京でJ1リーグの29試合に出場(2ゴール)。先発回数は「18」と主力級の活躍をしたわけでは決してない。 【画像】“世界一美しいフットボーラー”に認定されたクロアチア女子代表FW、マルコビッチの厳選ショット それでも森保ジャパンに復帰した24年3月以降、代表メンバーには必ず招集されている。北中米ワールドカップの最終予選6試合でベンチ外だが、森保一監督は長友の貢献をインタビュー取材(11月22日)で次のように話していた。 「メンバーに入りたいとの気持ちがとても強く、本人も試合前日までその思いでトレーニングをしている。その中でベンチ外を受け入れて、バックアップメンバーとしてしっかり、本当に最高の働きをしてくれた」 単なるバックアップメンバーとして呼んでいるわけではないと、森保監督は言う。 「彼を選出している理由にはもちろん、経験値をチームのレベルアップに活かして欲しいとの思いはあります。ただバックアップメンバーとして呼んでいるのではない。J1でも出場を続けていますし、実は練習中に(三笘)薫を止める回数は佑都が一番多いんです。6試合悔しい思いをしているけれど、ピッチでもベンチでも、ベンチに入れなくても自分にできることを全力でグイグイ、背中で見せてくれる、と言いますか、いやもう背中だけじゃなくて全身で見せてくれる」 なぜ長友は日本代表に呼ばれ続けているのか。森保監督の言葉が全てを物語るだろう。 構成●サッカーダイジェストTV編集部