3種競技で海抜0mから標高2160mの名峰をイッキにピークハント「鳥海山 SEA TO SUMMIT 2024」開催
「SEA TO SUMMIT」とは、人の力で海(SEA)から里、そして山頂(SUMMIT)へと至るスポーツイベント。アクティビティを通じてかけがえのない自然を考えよう、という主旨のもと開催される、毎年恒例のイベントです。 【写真】「鳥海山 SEA TO SUMMIT」のイベントの様子を見る(全4枚) 山形県と秋田県が舞台の鳥海山大会は、2024年8月24日(土)・25日(日)で開催。エントリー受付は2024年6月24日(月)から7月25日(木)まで。ただし、定員の300名に達し次第受付終了となります。
海から鳥海山へカヤック・バイク・ハイクで挑む
SEA TO SUMMITは2日間のプログラムで行われ、1日目が環境シンポジウム、2日目がアクティビティという内容。 鳥海山大会のアクティビティは、山形県遊佐町の西浜海岸から鳥海山まで、約32km・標高差2160mに、カヤック・バイク(自転車)・ハイク(登山)の3つの種目で挑みます。 SEA TO SUMMITは、これら3つの種目に1人で挑戦しても、複数人で挑戦してもOK。障害のある人や、高齢者も参加できる「パラチャレンジの部」も設定されていますよ。
大会屈指のハードコース! でも景色は最高!
SEA TO SUMMITは2009年、鳥取県の皆生・大山で初めて開催され、その後全国各地へ広がっていきました。2024年は鳥海山のほか、「糸魚川・上越・妙高(新潟県)」、「山形 月山(山形県)」など全国10カ所で開催。 各地とも、その土地の自然・地質・文化や歴史を環境シンポジウムで学んだり、アクティビティで体感できるような内容になっています。 鳥海山大会の最大のポイントは、やはり東北随一の名峰・鳥海山へと至るコース。ゴールは鳥海山山頂の「鳥海山大物忌神社」に設定されていて、海からの標高差は2160m。大会屈指のハードコースです。 鳥海山は別名「出羽富士」とも呼ばれていて、海抜0mからそびえ立つ凛とした姿が特徴的。海から近く、視界を遮るものがないため、コース中では何度もダイナミックな景観に出会えます。 また、山全体が国定公園に指定されていて、豊富な高山植物が自生していることでも知られます。 ちなみにゴールは2箇所に設定されていて、2つ目のゴール=最終地点が標高2160mの鳥海山大物忌神社。途中、標高1700mの御浜神社もゴールに設定されていて、こちらでフィニッシュした場合も完走証明書がもらえます。