プライベートレース活動の歴史が詰まった思い出あふれるレーシングカーガレージ!|旧車の棲むガレージ
【プライベートレース活動の歴史が詰まった思い出あふれるレーシングカーガレージ】 埼玉県在住のオーナはホンダツインカムクラブに籍を置く、根っからのホンダS党。まさに、Sに明けSに暮れるカーライフで、ガレージ建設もそれが発端となっている。 【画像18枚】根っからのホンダS党のオーナーが作ったレーシングカーのためのガレージ ガレージが造られたたのは2011年。いまだにそのつめあとが深く残る東日本大震災が起きた年で、建築途中だったガレージも、資材不足から紆余曲折が生じていたという。 しかし、少し離れた距離からガレージを眺めてみると、隣接する住居と同じデザインで、違和感がないというか一体感のある仕上がりとなっていることに気付かされる。うまく造ったな、と印象付けるガレージだ。
ホンダS好きのオーナーがガレージを作ろうと思ったきっかけとは?
ガレージを造ろうと思い立ったきっかけは、ガレージがあれば車両メンテナンス作業の自由度が高くなる、と感じたからだった。もちろん、愛車を大切に保管したいという思いは、旧車ファンに共通する思いだが、車両メンテナンスも自身で行っていたオーナーにとっては、ガレージがあれば、作業を途中で中断したままにできることが大きな動機だったという。 メンテナンスに夢中になり、気がつけばもうこんな時間。続きは明日やるか、と工具もパーツもそのままにして作業を中断できることが、ガレージ持ちの大きなメリットだという。 そんな思いを込めて建てたガレージだが、そのスペースはかなり広い。クルマを横に4台並べて前後2列、8台が楽々収蔵できる広さを持っている。もちろん、8台を入れればそれなりにいっぱいになるが、もともとヒストリックカーレースに出場するクルマのメンテナンススペースを考えていただけに、収蔵台数を半分に抑えれば、十分な作業スペースを確保できることは織り込み済みだった。 オーナーがこよなく愛するヒストリックカーレースへの参戦は、残念ながら多忙のため最近は実現できていないと言うが、4台収蔵してもあり余る空間を持つガレージスペースは、所有車が増えたりバイクを入れたりと、気がつけばそれはそれでいっぱいになってしまったという。 それにしても、ホンダ愛は相当なものである。ナンバー付きとレース仕様2台のホンダS800、ヒストリックレース用のホンダ・ライフ、ナンバー付きのS2000と新旧のホンダSに囲まれる状況だったが、最近これにホンダS600のレース仕様車が加わったという。