プライベートレース活動の歴史が詰まった思い出あふれるレーシングカーガレージ!|旧車の棲むガレージ
外観はどう見てもS500!?
外観はどう見てもS500だったため、まさかS500ですか? とうかがったら、S600をベースに外観をS500に仕上げた車両だという。知人の車両を預かったものだが、いずれは自分のコレクションに加えようと、もくろんでいるとのこと。 「旧車を支えているオーナー層が、ご高齢になって車両を手放そうとする動きもけっこう見られるようになってきましたが、後継者がいないと諦めて売りに出される方も多いようです」 自動車は文化遺産。クルマ好きとして、親から子へ、愛好家から愛好家へと正常な譲り渡しが難しい日本の現状を憂う。 現在は預かり物のS600だが、これだけのガレージスペースとホンダ愛を持つオーナーのような方が所有すれば、車両もきっと本望だろう。クルマを保管、所有することの意味を、考えさせられるすてきなガレージだった。
Nosweb 編集部