久々に夫婦で出かけた飲食店。50代夫が店員に横柄な態度を取りました。その姿を見て離婚を決意。周りからは「そんなことで?」と言われますが、私がおかしいのでしょうか?
「あんまりにも会話なく歩いていたから、私がそう提案したんです。これが離婚を考えるきっかけになるとは思ってもみませんでした」。 店に着くとテラスは混み合っている様子だった。 「すごくいいお天気だったし、当然ですよね。その様子から、きっと店内に案内されるなって私は思っていました。案の定、そうやって言われたんですけれど」。 若い20代の店員さんに店内を促されると夫が待ったをかける。 ーテラスがいいんだけど。 テラス席には数席あきがあったが、すべてに予約席の札が置かれていた。佳恵さんは「いいよ。中に座ろうよ」と促したが、夫は引かない。 ー空いてるじゃん。 ーあちら予約席になっておりまして。 ーすぐ来んの?サッと食べるから。食べてるうちにどっか空くんじゃない? その横柄な態度に恥ずかしくなった佳恵さんは強引に店内席に座らせたと話す。 「まさに老害の始まりみたいな態度で私は辟易。強引に店内に座らせたからか夫は超不機嫌でした。せっかくのランチも台無しです。それなのにさらに最悪な出来事が起こって…」。 メニューが決まって店員を呼ぶときのことだ。 ーおい!こっち! 夫が店員が呼びつけた態度に佳恵さんは驚愕する。 「こんな人だったっけ?って。もう恥ずかしくて、恥ずかしくて。いますぐにお店から出たいくらいの気持ちでした」。 【後編】では佳恵さんがさらに会計時の驚いた夫からの一言、そして離婚を決意した顛末を紐解いていく。 取材・文/橋本 千紗
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