兵庫県・斎藤知事「これからも仕事をしっかりやっていく」 百条委の証人尋問は「自分なりに私の考え方や状況伝える」
兵庫県・斎藤知事「これからも仕事をしっかりやっていく」 百条委の証人尋問は「自分なりに私の考え方や状況伝える」
兵庫県の斎藤元彦知事は27日、県庁で定例会見を行い、斎藤知事の『パワハラ疑惑』告発文書問題で30日に県議会の百条委員会で自ら証人尋問に出頭することについて「私の考え方や状況、そういったものをできるだけしっかりお伝えしていけるよう心掛けていきたいと思います」と答えた。 【動画】兵庫県の斎藤元彦知事が定例会見 30日に“パワハラ疑惑”証人尋問へ(2024年8月27日)
証人尋問ではどのような思いで証言をするか?
報道陣からは、2021年に行われた兵庫県知事選挙で斎藤知事を推薦した「日本維新の会」の馬場伸幸代表が、会見で「30日の百条委の斎藤知事の証人尋問を踏まえて今後の維新としての対応を協議する」と話したことについてどう受け止めているか。また、証人尋問ではどのような思いで証言をするかという質問があった。
維新に対して「改めて感謝を申し上げたい」
それに対し、斎藤知事は「馬場代表のご発言については報道などで詳細は確認してないというところですけれども、維新の会、馬場代表を含めてみなさまにはこれまで多くのお力添え、ご支援をいただいたことを改めて感謝を申し上げたいと思います」と述べた。
「私の考え方や状況を伝えたい」
また「30日の百条委に出席を予定していますが、そこでは対応をしっかりやっていくということですね。どういったものが質問されるかはその場で出てくると思いますが、そこに対して自分なりに私の考え方や状況、そういったものをできるだけしっかりお伝えしていけるよう心掛けていきたいと思います」と続けた。
出直し選挙をする考えはないか?
報道陣からは「いろんな疑惑が出ている中で改めて民意を問うために辞職されて出直し選挙をするお考えはないか?」という質問もあった。 それに対し、斎藤知事は「私としてはしっかり改めるべきところ、自分の至らないところを反省して改めながら、これからも仕事をしっかりやっていくという気落ちに変わりはありません」と答えていた。
職員アンケートに対して「残念」の意味とは?
先日、斎藤知事は会見で、職員アンケートの結果、自身のパワハラ疑惑について約4割が見聞きしたと回答したことの受け止めとして「これだけ多くの職員さんが回答していることについて残念な思い」と発言。報道陣からは「『残念』とは、何に対してのものだったのか」という質問があった。