Ryzen 9000対応の「AMD B850/B840」搭載マザーが各社から登場
Ryzen 9000/9000X3Dシリーズに対応したAMDの最新チップセット「AMD B850」「AMD B840」を搭載したマザーボードが各社から多数登場。 【画像】ASRockのAMD B850マザーボード。価格は42,980~44,980円 7日(火)から販売が始まっている。 ■ AMD X870の下位チップセット、USB4はオプション対応 これらは、2024年に登場した「AMD X870」の下位にあたるチップセットで、いずれもDDR5メモリのオーバークロックに対応する。 AMD X870との主な違いは、USB4がオプション対応となっているほか、PCIeレーン数などが異なっている点など。 AMD B850は、USB 20Gbps/10Gbps/5Gbpsの最大ポート数(1/6/1)や最大SATA 6Gbps×4ポート、合計PCIeレーン数が36レーンなどの仕様はAMD X870と同数だが、PCIe 5.0レーン数が24レーンからNVMe SSDとの接続用の4レーンに削減されており、PCIeスロットはPCIe 4.0に限定されている。 AMD B840では、合計PCIeレーン数が34レーンとなりPCIe 5.0レーンは非搭載。USBポートはUSB 10Gbps×2とUSB 5Gbps×2が最大で、SATA 6Gbpsは4ポートまでとなっている。 また、Ryzenプロセッサーのオーバークロックにも非対応となっている点は注意が必要。 [取材協力:ツクモパソコン本店とTSUKUMO eX.とパソコンショップ アークとパソコン工房 秋葉原パーツ館]
AKIBA PC Hotline!,AKIBA PC Hotline!編集部