「ぬいぐるみのエステサロンやぁ」クリーニング投稿がSNSで話題!職人の真剣なまなざしと対照的な表情の“シュール”さにも注目
年末に向けて大掃除などで、クリーニングを利用する人も多いのではないだろうか。そんな中、SNS上で度々話題になっているのが「ぬいぐるみのクリーニング」である。 【映像】まるでエステ施術されているようなぬいぐるみ このサービスを手掛けているのが、衣類や特殊なアイテムを扱うクリーニング会社の「ヨンマルサン」だ。公式Xでは、ぬいぐるみが1つ1つ丁寧に、かつ慎重に扱われている様子が投稿され、コメント欄では「入れるとき前向けてくれる優しさ」「ぬいぐるみのエステサロンや」と話題になっている。 これらの動画を投稿するきっかけとなったのはお客様の声だったと、ヨンマルサンのリペア職人である森弥子さんは話す。 「ぬいぐるみは“家族の一員”で、片時も離れられない。お客様から『うちの子は今どうですか?』という問い合わせもあり、私たちからお客様に安心していただけるようなことを考えた結果がSNSでの投稿。宅配クリーニングという形でご利用いただくので、非常に心配なところもあると思うので、職人の顔を出して安心いただきたい。かつ、ぬいぐるみの状況も見ていただいて、こんな感じでクリーニングされているんだなと、少しでも寂しさを和らげていただければと」 家族の一員である“ぬいぐるみ”には1つ1つに特徴があるそうだ。 「同じぬいぐるみでも持ち主の方によって感触というか、触った感じが異なる。お客さんのぬいぐるみの“チャームポイント”はそのままに、いかにクリーニングをするかというのが難しいところではあるが、やりがいを感じている。喜びの声はSNSを通して見させていただいている。期待に沿えるように、技術の向上に積極的に取り組んでいきたい」 また、この時期ならではのクリーニング事情もあるという。 「クリスマスプレゼントという意味で20~30年一緒だったぬいぐるみをクリーニングされる方も非常に多い。『朝起きたら枕元にそのぬいぐるみがいた』とか。職人魂が燃える」 癒される表情のぬいぐるみに対して、真剣なまなざしでアイロンがけをする職人たち。この対照的な表情にも「シュール」などと注目が集まることがあるそうだ。 「『ぬいぐるみが元気になったよ』ということが伝わればと撮影していたため、私たちも気づかなかった。お客様の方からコメントをいただいて改めて見ると『あっ、たしかに』と思った」 (『ABEMA Morning』より)
ABEMA TIMES編集部