乳がんサバイバー、腕立て伏せはじめました。その理由と効果は?【50代。乳がんサバイバーになりました】
2019年5月に乳がんと診断され、3回にわたる手術を経て、2020年1月に放射線治療が終了。現在、10年間にわたるホルモン療法薬の服薬を継続し、年に一度の検診で経過観察中のhijiriさんのOurAge連載「50代。乳がんサバイバーになりました」。今回のテーマは「腕立て伏せをはじめた理由」だ。 乳がん手術から5年が経過した50代のhijiriさん。手術前からの趣味、ランニングによる「体と心の好調さ」を自覚し、積極的に学び、楽しんできた。そんなhijiriさんが上半身の筋力不足が原因と思われる腰痛に。多くの女性が陥りがちな「上半身の筋力不足」。あなたは腕立て伏せができる? ーーー 前回の「乳がん手術後 ブラジャー問題 」は想像以上に反響が大きく、たくさんの方に読んでいただけたようです。Yahoo!ニュースに転載されたことで、「私はこんな工夫をしているよー」といったコメントもたくさんいただくことができました。 いやあ、あらためてみなさん、それぞれにあったやり方を工夫されていますよね。 これからも頑張りましょうね!(感涙)
あなたは腕立て伏せができますか?
話は変わるのですが、あなたは腕立て伏せができますか? 実は私はほとんどできません。膝をついてであればそれっぽい動きはできるのですが、胸を床に付けることがどうしてもできません。 ずっと見て見ぬふりをしてきたのですが、最近ちょっとだけ自宅で練習を始めました。上半身を手軽に鍛えるには、かなり有効だと教えてもらったからです。 え?どうしてそんな話になったか?ですか? それは、ここ最近走っていると腰痛が出るようになったせいなのです。 そんなに走っているのにと驚かれますか? その理由をご説明しますね。
体を動かしていても上半身の筋肉量は足りない?
この夏はとにかく暑くて、ほとんど走れない日が続きました(さぼったともいう)。月間走行距離(1か月の間に走る距離)もだだ下がり。 そんな中で、久しぶりに走ったところ、あれ?なんだか腰が痛いんだけど、なぜ?? そんなことが数回続き、知り合いに誘われていわゆる筋トレ的なトレーニングイベントに参加してみたところ、どうも上半身の筋肉がかなり弱い、ということがわかりました。 日常的に走っているので下半身の筋肉はかなりあるようなので、身長も166cmとそこそこあることもあって 、むしろかなりアンバランスらしいのです。 そこでやった一つが、件の腕立て伏せ。情けないほどできなかったことを、告白させていただきます。