ロード・トゥ・ラヴニールの楠本&渡辺がフランスで勝利!攻撃的な走りでチームが躍進
ロード・トゥ・ラヴニールの楠本&渡辺がフランスで勝利!攻撃的な走りでチームが躍進
「ロード・トゥ・ラヴニール(RTA)」の夏期欧州遠征が大きな成果を上げている。初戦では全員がリタイアするという厳しいスタートを切ったが、選手たちは見事に環境に適応し、本来の実力を発揮し始めた。8月14日には楠本颯太と渡辺一気がワンツーフィニッシュを決め、さらに17日には渡辺がナイトクリテリウムで堂々の優勝を果たした。
プリ・クリスチャン・フェニウ – 楠本&渡辺がワンツーフィニッシュ!
RTA夏期欧州遠征は、序盤の苦戦から一転して快進撃を見せている。8月14日に行われた「プリ・クリスチャン・フェニウ」では、楠本颯太と渡辺一気が1位、2位でゴールし、見事なワンツーフィニッシュを達成した。 このレースはフランスの伝統あるアマチュアレースで、111kmのコースを走る過酷な戦いとなった。RTA選抜チームは序盤から積極的な走りを見せ、終盤には渡辺、楠本を含む3名が逃げ集団を形成。後続集団は林原聖真らが巧みにコントロールし、渡辺が逃げ集団内でのアシストに徹することで、楠本が優勝を手中にした。
レース情報
<リザルト> 1位:楠本颯太(RTA / LT United Cycling Team) 2位:渡辺一気(RTA / 京都産業大学) 3位:Erwan CLEMENT(Team Corrèze-Suchet-Nouvelle Aquitaine / Brive Agglo Cyclisme)。 10位:林原聖真 12位:風間大和 DNF:税所蓮、辻洸之介。
ノクテュルヌ・ド・モンポン – 渡辺一気が完璧な勝利!
8月17日には、フランスのモンポン=ミネステロルで開催された「ノクテュルヌ・ド・モンポン」で、渡辺一気が見事な勝利を収めた。このレースは80。86kmの距離を55周する形式で行われ、日没後の夜間に行われるクリテリウムレースだ。 レース終盤、地域の強豪選手3名が先行する形となったが、集団に取り残されていた渡辺が驚異的な加速で逃げ集団に合流。一気に4名のスプリント勝負に持ち込み、最終的に他のスプリンターたちを圧倒して勝利を掴んだ。