宇多田ヒカル「見られるの恥ずかしいと思ってたけど」オペラグラスでファンの笑顔を逆鑑賞 ツアーファイナル
シンガー・ソングライターの宇多田ヒカル(41)が1日、神奈川・Kアリーナ横浜でツアー「HIKARU UTADA SCIENCE FICTION TOUR 2024」のファイナル公演を行った。 【写真】幻想的な雰囲気の中、ツアーファイナルを開催した宇多田ヒカル 台北、香港と海外公演も含め、9都市18公演で25万8000人を動員したツアーの最終公演。ステージに一筋の光が差し込むと同時に、真っ白なジャケットを羽織った宇多田が登場した。「きょうは、ゆっくりしていってね。楽しもう!」と開演を宣言すると満員のアリーナが大歓声とともに一つになった。 宇多田は、オペラグラスで鑑賞するファンを見つけ「あれで見られるのが恥ずかしいと思っていたけど…」と照れ笑い。「私も借りてきました!」とオペラグラスを取り出してステージから会場をゆっくり見渡した。笑顔が広がっていくファンの表情を“逆鑑賞”し「見えた!これはこれでいいもんですね。みんながよく見えました!気持ちも届いているかな?」と語りかけた。 ステージでは大ヒット曲「First Love」、「Automatic」、新曲「Electricity」など全23曲を熱唱。昨年末に迎えたデビュー25周年を振り返り「25年もやってれば、いろんなことがありましたが。いい25年だったし、これからもいい25年になるといいなと思います」と目を細めた。 同ファイナルは2日公演で3万6000人を動員。ライブの模様を収録した映像作品「HIKARU UTADA SCIENCE FICTION TOUR 2024」が12月11日に発売される。