【福岡ボート・一般】木場悠介 福岡で稼いでおきたい
<27日・福岡ボート・3日目> 軌道修正に成功した。3日目8Rで絶好枠に陣取った木場悠介(32)=長崎・119期=は、インからトップSを決めて逃げ切りに成功。初日に白星を挙げながら、2日目は2走ともいずれも4着と崩れていただけに、予選突破へ向けきっちりリズムを立て直した。 【ボートレース】2025年前期 勝率ベスト30と各支部の1位【表】 機力には手応え十分。当地ではいつも伸び型の調整を志向するが、これが今回も当たっている。「足は伸び寄りで行き足や伸びはまあまあ。出足や回り足も自分の中ではいい。重富さんなど上はいるけど上位の次ぐらい」。良機シリーズで中堅上位なら、なかなかのレベル。戦闘態勢は既に整っている 前期(5~10月)は勝率5.43で、A2のボーダーだった5.46にはわずか0.03及ばすにB級に降格してしまった。ただ、下を向いてばかりもいられない。「期末の日は気持ちがなえたけど、これが実力。期末にそんな位置にいる自分が悪い。今期は最後にボーダーを気にしなくていいように、A1を狙うぐらいのつもりでいきたい」 当地は出走表の福岡勝率(過去3年)6.11が示すとおりに好相性。本人もドル箱水面と自覚しており、今節に懸ける思いは強い。「福岡は調整もレーススタイルも昔から合うんですよ。今節もまだまだこれからだし、勝率を考えても相性のいい福岡で稼いでおきたいですからね」。機力を伸び型にしての全速攻撃という当地で最も〝映える〟スタイルを武器に、ここから一気にリズムを上げていく。(森 大輔)