【30代・40代が色Tシャツを着るなら?】マンネリを脱出!気分を変える“くすみ系”にトライ
“Tイチ”に苦手意識が出てきたすべての30代・40代に スタイリスト 兵藤千尋さんの「Tシャツ1枚に、自信あり!」
Tシャツと言えば、そう! 夏の代名詞とも呼べる存在です。涼しくて、気軽に着られて、自宅でざぶざぶ洗えるのですから、暑い季節に、こんなにありがたい存在はありません。一方で、〝Tシャツ1枚では、どうも心許なくて……〞という声が聞こえてくるのも確か。年齢を重ねると、シンプルの極みのようなTシャツコーデに、自信が持てなくなる人が増えてくるのです。 一方、「夏は、ほぼTシャツしか着ません」と言い切るのは、LEEを代表するカジュアル派スタイリストの兵藤千尋さん。誌面のコーディネートでも、私服スタイルでも、さりげなく計算された、洒落感のあるベーシックコーデが大人気。兵藤さんのセオリーには、夏の〝Tイチ〞が決まるヒントが満載です!
教えてくれたのは
●兵藤千尋さん スタイリスト 着る人の個性を引き立てる、ベーシックスタイルを得意とする人気スタイリスト。メンズライクなテイストをベースとするカジュアルコーデは、LEEテイストのど真ん中。普遍性の高い私服スタイルにも注目が集まる。
Hyodo’s:“ちょっといいブランド”も大人を助けてくれます 色Tを着るなら“くすみ系”一択です
長い夏、ベーシックカラーのTシャツにマンネリを感じたときは、カラーTシャツを取り入れるだけでガラリと気分が変わるもの。とはいえ、きれい色のTシャツって、ひとつ間違えると、ただの派手な人になっちゃうんですよね。Tシャツだけに〝イベント感〞が出ちゃうというか(笑)。 大人が素敵にカラーTシャツを着るなら、ベーシックカラーになじむ、くすみ系がいいと思っています。信頼できる大人のブランドが作っているニュアンスカラーのTシャツは、色みが絶妙。普段あまりきれい色を着ない私のような人も、安心して身を任せられると思います。くすみ系のTシャツをボトムになじませて、ニュアンスカラーで全身をまとめると、圧倒的に〝雰囲気のいい人〞になれる。夏らしい爽やかさも演出できるので、この夏は、ぜひトライしてみてください。──兵藤千尋さん
Brand:ebure(エブール)のボタニカルダイシリーズ Tシャツ
・Color:LAVENDER ・Price:¥17600 優しい色みが特徴的なボタニカルダイシリーズ。カラーTシャツを買ったときは、まずはデニムに合わせてみます。今季なら、淡ブルーの太めデニムと一緒に。パールやハートバックルのベルトでひとさじの甘さを足して。 【写真】Tシャツ¥17600/リトルリーグ(エブール) カーディガン¥31900/カオス丸の内(カオス) パンツ¥18150/ジャック・オブ・オール・トレーズ(ローラス) ベルト¥11000/フラッパーズ(レフィエ) サングラス¥23100/キングスター(ザベッドフォードホテル) ネックレス¥15840(メルセデス サラザール)・シルバーバングル¥28600(アドラル)/ズットホリック ゴールドバングル¥6330/フォーティーン ショールーム(エイチアッシュ) バッグ¥46200/ノーベルバ(ア ヴァケーション) 靴¥81400/ショールーム セッション(へリュー)