大量落車のアクシデントを回避し準決勝へ挑む北井佑季「何が何でも決勝へ」/オールスター競輪
平塚競輪場のナイター「第67回オールスター競輪(GI)」が16日、4日目を開催。二次予選9Rを走ったに北井佑季に話を聞いた。 当レースは打鐘4角すぎに松谷秀幸、伊藤颯馬、成田和也、佐々木龍の4選手が落車するアクシデントが発生。ホームで先頭にいた北井はそのまま先行体勢に入ったが、番手に入った荒井崇博にかわされ2着となった。 「最近では珍しく風が強かったので踏み上がる感触がなかなか…。(落車もあって残念だったが)走り云々よりも、何が何でも勝ち上がりたいという気持ちが実った感じです」と総評した。 道中は吉田有希に主導権争いを挑まれ、かなり足をロスしていただけに荒井に差されたのは致し方なしといったところ。持ち味の先行勝負を貫き通した結果、勝ち上がったのだから内容は決して悪くはない。 「出し切るレースが、自分の中で着を取りやすいレースだと信じています。平塚はホームバンクですし何が何でも決勝に乗りたい。神奈川勢を1人でも多く決勝に乗せられるよう気持ちの準備をしていきます」と並々ならぬ思いで準決11Rに挑む。(netkeirin特派員)