敦賀気比の主将・岡部飛雄馬、「自分でもびっくり」試合を決定づける3ラン【明治神宮野球・高校の部】
◇21日 明治神宮野球大会高校の部準々決勝 敦賀気比11―5沖縄尚学(神宮) 敦賀気比(北信越)が2本のアーチを描き、沖縄尚学(九州)に大勝した。試合を決定付けたのは5―2の6回1死一、二塁から放った主将・岡部飛雄馬(ひゅうま)内野手の右越え3ラン。「ホームランを狙うような打者ではないので、自分でもびっくり」と笑った。 序盤は2点を追う展開だったが、5回に逆転して流れを引き寄せた。2―2からのスクイズでは三塁からの好走塁で本塁生還。「チームとして隙のない走塁を心がけてきた」と胸を張った。 名前の由来は、野球漫画「巨人の星」の主人公・星飛雄馬。父の願いで小学1年から、星親子のように厳しくも、愛のある猛特訓で技術を磨いた。身長は164センチ。”小さな巨人”が、走攻守でチームを白星に導く。
中日スポーツ