アウトドアや車中泊などに活躍! 魅力満載の“軽キャンパー”5台【傑作&大本命モノ決定版】
価格も運転も比較的手軽という軽自動車のキャンピングカー(軽キャンパー)は、想像以上の快適さを提供するクルマとして人気が高まっている。自身も軽キャンパーを所有する専門ライターが、さまざまな角度からその魅力を紹介していく。 【内装に富士ひのきをふんだんに使ったミシマダイハツの「クオッカ」】 軽自動車をベースにした軽キャンパー(軽キャン)は、手頃な価格とコンパクトさから近年注目を集めるキャンピングカー。アウトドア系ライターの渡辺圭史さんは、自作の軽キャンで車中泊を楽しみつつ、時にはキャンプ場でリモートワークもこなすなど、愛車をフル回転で使い倒す軽キャンの達人だ。 「運転が苦手な人でも取り回しやすく、荷物にすぐ手が届くコンパクトさはかなり快適ですね。また自動車税、駐車場代、高速代なども普通車に比べ安く、ランニングコストを抑えられる点も魅力と言えるでしょう」 一方で、軽キャンパーにもデメリットはあるという。 「大型のキャンピングカーに比べると、空間が限られているため大人数で使うには不向き。でも、ソロや夫婦で使うことを考えればメリットが大きくなります。ここで紹介している「ミニチュアクルーズ アトレーSV」の150Lの収納やベッドは、少人数なら十分過ぎる容量があり、広さもあります。さらにキッチンやエアコンも完備していて、移動式の“部屋”としての快適性はかなり高いですよ」 この軽キャン以外にも、アウトドアだけではなく、リモート作業に向いたモデルもあるので、自分に最適なモデルを見つけてみてはいかがだろう。 教えてくれた人:キャンプカーライター 渡辺圭史さん 元キャンピングカー専門誌の編集長。現在はフリーの編集者兼ライターとして、自作の軽キャンパーの中で、執筆の仕事も車中泊も楽しむ生活を満喫中
“バンコン”の魅力とは?
バンコンとはエブリイやハイゼットなどをベースに、内装にベッドや収納スペースを設置したキャンピングカーのこと。普通車と同じボディサイズの中に必要な装備を備えているため、取り回しの良さと機動力を持ち合わせているのが特徴。