巨人まさか 菅野が九回に勝ち越し許す DeNA・牧に左前へ運ばれる
「JERA CSセ・ファイナルS・第6戦、巨人2-3DeNA」(21日、東京ドーム) 【写真】思わず座り込んだエース マウンドの菅野が見せた悲しき表情 巨人・菅野が同点の八回から救援登板。八回は無失点に抑えたが、九回に痛恨の勝ち越し点を奪われた。 同点の八回。ここで、ブルペン待機していた菅野を投入した。菅野の登場に、球場からはどよめきが起こった。菅野は17日の第2戦に登板。中3日、終盤の勝負どころで登場し、球場からは菅野コールが巻き起こった。菅野の登板と同時に、捕手も小林に代わった。 ポストシーズンでは初、公式戦では6年ぶりのリリーフ登板となった菅野は八回を三者凡退に抑えると、両拳を握り雄たけび。球場から大歓声がわき起こった。 九回も続投したが、先頭森敬の安打からピンチを招いた。2死三塁から牧に痛恨の適時打を浴びた。 結果的にこれが決勝点となり、リーグ覇者の巨人は4年ぶりの日本シリーズ進出を逃した。